いつ死ぬか分かっていたほうが、頑張れますか?『ライオンのおやつ』小川糸/ポプラ社

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せーま
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今日の一冊。小川糸さんの『ライオンのおやつ!3行まとめ!

・死期の近い人々が集まるホスピスでのお話。

・朽ちてく体と裏腹にどんどん輝き増す物語

・死生観を見直せる→死が恐ろしいだけのものじゃなくなる!

 
 
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書評

 

本を選ぶときに見る部分

人それぞれ違うと思いますが……。

 

 

僕の場合

 

タイトル表紙

 

に惹かれて買うことも多いです

特に書店で買うときは。

 

 

 

タイトルにはセンス

表紙には世界観

感じるので良い買い方だと信じてます。

 

 

 

せーま
せーま

はずれを引くこともすくないので!

 

 

(書店で表紙が見えてるのはおすすめ本だけだからかもしれないけど…)

 

 

 

この『ライオンのおやつ』

タイトルと表紙に惹かれて買った一冊でした。

 

 

印象的なシーン


海野雫が生と死について考えるシーン
 
 
対極だっていうイメージのせいで
 
 
 
“生まれた時にくぐるドアから一本道が続いてて
そのずーっと先にある
別のドアが天国に繋がってる”
 
 
 
 
ってイメージがあったけど。
 
 
 
 
せーま
せーま
 
 
 

 人生をぐるぐる巡って、いろんなことを経験して。結局最初のドアをくぐって生まれ来た場所に戻っていくのかもしれないなぁ。

 
 
 
 
 
“ある人”がお金で買えない大切なものに気が付くシーン!
 
 
 
映画や本の好きなところは
このシーンにみるように
“気付き”を与えてくれるところです。
 
 
 
 
 
誰かの熱弁する姿をみて
自分がその魅力に気付くように。
 
 
誰かの死に泣く人の姿を見て
その人がどれだけ愛されていたかに気が付くように。
 
 
 
 
 
 
このシーンは、僕にまた別の角度から気づきをくれました。
 
 
 
せーま
せーま

 ただ大切なものに気が付くってだけじゃなくて。その事実に気付いたら、自分の周りにはその大切なものが溢れていた。っていう”気付き”の表現が何とも…。泣ける。 

感想


 

死を待つ人の集うホスピスでのお話なので

特別派手なアクションがあるわけでも

脳を刺すような衝撃的な展開があるわけでもないのだけれど。

 

 

物語が進むにつれて朽ちていくからだ

とは裏腹に

益々豊かになっていく海野雫(主人公)の人生(余生)

が輝き放ちすぎて辛い。

 

 

 

その先に終わりが見えているからこそ

輝けば輝くほど儚く光る。

 

 

 

ちょうど、残り10ページの本みたいに。

ちょうど、ホイッスルを待つロスタイムみたいに。

 

 

 

そうだなぁ。 

 

 

見落としがちな幸せや、生きて死ぬことの”温もり”を感じたい人にはぜひぜひ読んでほしい!
 
 
 
 
作中には「死」に関する考察
がいくつもでてきます。
 
 
 
 
しかし死を経験談としてはなすことは誰にもできません。
 
 
 
 
この本の中には違った視点から
死を語るシーンがいくつもありますが
 
 
 
結局のところ死後どうなるかなんてわかるはずもなく……。
 
 
 
 
読了後に得たのは死に対する少しばかり温和な印象です。
 
 
 
 
死に関するイメージ……。
 
 
 
 
御幣を恐れずに言うのなら
 
 
それぞれの都合のいいように
死を解釈して良いのだと思います。
 
 
 
 
せーま
せーま
死を崖のようにイメージして断崖に向かって歩いていくよりも、
空に続く階段を上がっていくイメージのほうが恐怖は薄れるわけで……。
 
 
 
 
死に対する恐怖心をなくしたり
悲観的にならないためには
自分の死生観を操作するしかないのだと思います。
 
 
 
 
 
この本は、その点
死生観の緩和の大きな助けになると思います。
 
 
 
 
 
死をテーマに描いているのに
凄惨なイメージとは対極にあるこの作品は
 
 
 
 
 
 
せーま
せーま

死んだらどうなるんだろう...

 
 
 
 
 
っていう途方の無い煩いに
静かにレールを敷いて方向を示してくれるような
 
 
 
きれいなお話でした。
 
 
 
 

いい本だったなぁパーセント : 85%


 

気になった点を挙げるのならば

ホスピスに入る前の人生や人間関係を

もっとしりたかったかなぁと……。

 

 

 

せーま
せーま

みんな魅力的だからこそ際限なく知りたくなってしまいますね。

 

 

そういえば

読んでいるときにずっと

 

 

 

『愛の夢』リスト

 

 

をながしていたんですけど…

 

 

 

まさかの作中に別の曲がでてきて!

 

 

 

それからの類似シーンの時は

そっちの曲を流していました。

 

 

 

 

どちらも良い曲なのでおすすめっ。^^

 

 

 

 

登場人物たちの人柄や

綴られる言葉のひとつひとつが魅力的で

ストーリーよりも人に

考え方に

島に恋するようなお話でした!

 

 

 

 

せーま
せーま

僕の最後のおやつは読書中に食べていた母手作りの豆パンがいいな!!

コメント

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